兼業主婦の薦め　前 (加筆終了

　職やスキルの所持可能数が少ない場合、大体の場合固定的な観念でキャラクターを操作する事が多く、成長したキャラを操作する上で狙い所や思惑が大体一つの思考に固まっていきやすい。(それはそれで悪い事ではない)
逆に所持しているスキルの所持数が多かったりすると、状況状況によって自分の役割を変えながら行動する事が多くなる。
後者がMOEみたいな多種スキルを所持して行う戦争であれば、前者はFEの様に単独種スキル所持がLegitimateとされる戦争であり、私のやってきたFPSの多くは所持武器を2系統所持できる物が多かったので後者に属すると思う。

　多くのゲームの場合遠距離と短距離にはそれぞれ攻撃範囲や飛距離・与dmg・特殊効果等によってメリットデメリットが存在している為、相手との距離や戦況の進行・自分の状態によって状況に応じて武器やスキルを変えて戦う事は大事になって来る事が多く、また逆にその様な両用性を捨ててでもある方向性に特化する事も可能であり大事でもある。

その様な小難しい事を考え過ぎてはいけない。

　さて特化も両方向性も好きな自分としては、短剣と弓の両用も短剣で暗殺特化も弱体特化も全て好きといえば好きであるのだが、現状パニとアムブレの両用が厳しくなる代わりに弱体スキルが増加した事により、暗殺も出来つつ味方の支援を行うという事が遣り辛くなった点はかなり自分のスカウトイメージを変えてしまった。
実際にパニを取得すると味方が困っている場面で助ける手段が毒しかなかったりして難しく、少人数戦の時に味方を助ける事が出来るかどうかは自分の生存にも強く関わってくる。
　短剣パニ型＆弓トゥルーを作り、実際20kill位は平気で出るし使い易いと思ったのだが、逆にkill面で強すぎな割に味方を助けるのに困ったり少人数戦の場合の打つ手の少なさが特に人数負けしている時に強く感じた。
　結局少し思い悩み前からやってみたかったバッシュベヒモスを作ってみたのだが、その事は次に回すとして。

　結果的に状況が絞られるキャラクターより状況に応じて行動を変える事が出来るキャラクターを俺は優先したのだけども、むしろ状況に応じて行動を変えられない事の不満が強かったと言うか。
瞬間火力が欲しい時と味方のサポートがしたい時ってのは少人数戦の場合大体どちらも発生し得る。
　パニを主体にしてもアムブレ持ってたり蜘蛛持ってたりするとそれらの不満は解消出来たのかもしれないけど現状では出来なかったし、やはり攻める為のカード・守る為のカードは複数ある方が色々と便利だという事をヲリ使用を通じて強く感じた。
特に攻めでも守りでも使える鈍足・行動異常・攻撃不可系のカードはやはり重要である。
弓短剣が持ち替えられる以上パニ主体ではない弱体＆弓スキル混合型や弓メイン＆毒等の様な切れるカードの多いスカウトは今後も愛用する人は続けるのではないかなと思うし、逆に狙い手の少ないキャラクターを使用している人は少人数戦でどうしても困る瞬間を意識しだして行くのではないかと考えるかな。

　切るカードの数についてもう少し掘り下げると、少人数での戦闘の場合少しくらいなら味方同士のカードが被っていてもそれはそれで相乗効果になる場合がある。
パニが二人居ても氷が二人居ても弓が三人居ても悪くない場面はある。実際の所はその分状況変化への適応性が損なわれていく分、上記味方側の行動が被っている状況に於いて、1人で複数を抑えられる人が居ないと状況の変化に対応しきれず長時間の生存が出来ないで崩壊するかなーとか考えるけども。
　しかし大人数の場合パニが十人居ても氷が十人居ても仕事にあぶれてくる人が出て来る訳で、その余った人が何らかのカードを持っていないと前線が押されるままになったりする事がしばしば起きる訳で。
兼業の良い点はそれらの人数が余ってる場合の自分の行動に関して制約されずに、また味方側に今足りていない仕事を自分が補う事が出来るのではないかと思う。
味方が押されている場合は敵の進軍を止める様な行動を多めに、味方が押している時は突破しつつ相手を崩す様な行動を多めに、膠着状況から相手を突破したい時は後衛の暗殺等を重点的に行いたいけど、それが足りていないと思ったら自分から出来る様な、カードの種類を持っておける人が多い国は臨機応変に戦いつつ、特化専門の人も生きる気がするんだよね　
　
　キャップ・消費POWの変更により今後も悩む人は多いと思われるが、
自分のキャラクターで何が出来るかのカードを場面場面で想像しながら思い返してみる事が、様々な仕事を兼ねるという事に繋がってくるのではないかと思う。