国の知識

2007年5月25日
少しずつ先人達が蓄積していく、国の知識や戦略という物
この情報をどう扱っていくか-他国の目に触れる場所に置くか、
多数の人に広げていくか、少数で秘匿するか-を決めていくのは
個人個人であると考えています
そしてそれら情報の取り扱い方を最初に決めるのは情報を作成した
人達でしょうし、後続の人は作成した人間の気持ちも一考して
良いかと思っております。

例えばある人が自国の発展の為ある物事に関して研究を重ね、
自国の為に勉強会を行うとします。
その勉強会に参加した人がその内容をすぐに他国に広めた場合
研究した人は複雑な気持ちでしょう。
即ち、情報を積み重ねた人がどの様な考えで情報を練ったか。
これがポイントになってくるのではないでしょうか。

自分も国を問わず伝播していきたい知識と、
国の為に生かして行きたい知識は別物だと考えていますし
それを自分で遵守するでしょう。
その守り方や分け方は各々が決めれば良い事。
情報は全て公開する事が正しいとの考え方・意見もありますが、
研鑽に励んだ人の意見ではなく人の研究を"何故公開しないの?"
と言っている意見の場合が多く。自分で一から何かの研究をし
それを自分で公開するかどうか考えてみてはどうか?と思います。

複数の国にキャラクターを作成する事が公然化するにつれ
忘れやすい事の一つに、利敵行動に関する事柄があると思います。

例えばA国で勉強し育った人がB国に行き、そこでA国で習った事を
"そのまま"講習会等で披露しB国に対して利となる行動を行った場合、
その人物はA国からすれば利敵行動を行っていると捉える人も居る
でしょう。
敵国に利益を与える事は自国に不利益であるからです。
殆どの場合その手の人は善意で行う為問題にならない事が多いですが、
上記の事を悪意で行った場合、それは工作になってしまいます。

同様にB国の人がA国にキャラクターを作成し、戦場やircで知識を
吸収しそれをそのままB国で披露したり弱点を突く様な戦略を
練った場合、A国のみで活動する人は複雑な心境でしょう。
上記同様これを悪意で行えば、敵国にキャラクターを作成して
戦略目標を盗み聞きするのと近い行為になってしまいます。

この利敵行為に関しては、ナショナリズムの高さを始めとする
各々の意識の違いによりどこまでをそう捉えるかが非常に
難しい事だと思います。
しかし少なくともキャラクターを作成した国に対し、不利益な行動を
行わない事、この事をうっすら意識をしていく事は今後複数国家に
所属する人には求められるのではないか、自分はそう考えております。

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